ボンチョコ

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【ドラム基礎練習】8ビート+1拍フィルイン練習帳!!【1週間分】

こんにちは!ボンチョコです。

1日1分からできる8ビート+1拍フィルインのパターンを1週間分ご紹介!!

 

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はじめに

今回は8ビートのパターンとフィルインの組み合わせを1日1つとして、計7パターンご紹介します。8ビートのパターンは全て同じで、フィルインが変化していきます。

8ビートのパターンに不安がある場合は、↑の譜面をまずは練習しましょう。

オーソドックスなものですが、慣れていないとフィルインを加えるのは大変です。

 

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ご紹介するフィルインはほんの一例です。この記事を参考に、色々考えて当てはめてみてくださいね。

 

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それではいってみましょう!!

1日目

16分での基本的なフィルインとなります。譜面にあるようにRLRL(右左右左)で叩きます。フィルインの最後を左手で終えることで、次のパターンにスムーズに移ることが出来ますね。もちろん手順にこだわらなくても良い場合は、手順を変えてやってみても面白いと思います。

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単純な左始まり(LRLR)など、いくらでも手順は変えられます。余裕があれば色々試してみましょう。

練習のやり方

基本的には2小節ずつを繰り返して下さい。クラッシュシンバルを加えていっても良いですね。

ドラムセットを用いて、まずは1分間しっかり叩いていきましょう。速さ(bpm)の目安は60〜180くらい。メトロノームを使用して、遅いテンポから取り組むのがオススメです。

60の速さを1分、次に70を1分といった具合にやっていきます。時間がない場合はまず60だけをやる感じですね。仮に60〜180をやる場合、単純計算で18分間の練習となります。時間を2分にすれば、36分となるのでかなりの練習量となりますね。時間の有無、モチベーションと相談して練習時間を決めましょう。

練習は毎日やることが大切

練習は毎日やることが大切です。継続することを目標に計画を立てましょう。もちろん毎日ドラムに触れることは容易ではないので、計画の立て方も工夫が必要ですね。

 

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例えば上記の1日目の譜面をやる→過去記事にある家でやれる練習を2日目にこなし、3日目はまたここに戻ってくるといった具合でも良いでしょう。日々の生活や仕事、学校などとバランスを取りながら、上手に練習時間や方法を作っていきましょう!

2日目

2日目の譜面です。これも基本の16分のフィルインとなっており、確実に叩いていきたいものとなっています。フィルインからまた最初のパターンに戻る際、1日目のフィルインと比べて16分音符一つ分の余白があります。あまり気にすることもないのですが、最初に戻るまでほんの少し「隙間」が出来るので、自分のテンポが崩れないように練習しましょう。

カウントをしながら練習する

自分のテンポが崩れないようにするには、メトロノームを用いる他に「カウント」をしながら練習するのがオススメです。

カウントというのは「ワン、ツー、スリー、フォー」や「いち、にー、さん、しー」といったものです。叩きながら声に出してカウントするのはなかなか難しいですが、、、慣れると実際の演奏中でもとても役に立ちますよ。言葉で説明は難しいのですが、カウントの「恩恵」を知ってもらう為にも、ぜひとも試してみて欲しいです。

ワン、ツー、スリーフォーといち、にー、さん。しー

どちらでも好きな方でやってもらえば良いです。前者の方はややタイトに感じる、後者はややゆとりのある感じかなと思います。どちらも試してみてしっくりくるもの、または自分の音楽性ややりたい音楽に近いと思う方を取り入れると良いと思います。ちなみに僕は前者のみを取り入れています。特に理由はなく、こっちの方がしっくり来たからですね。音楽は感性や感覚が大切です。あまり難しく考えずにいきたいものですね。

3日目

これも基本的な16分のフィルインですね。確実に押さえていきたいところです。

このフィルインを発音するならば「タッタタ」になります。叩こうとするフレーズを発音することはとても大切で、特に新しいフレーズを覚える時にとても役に立ちます。

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発音出来ないフレーズはまだ理解が出来ていない

タイトルのとおり、発音出来ないフレーズは理解が追いついていないと思って良いでしょう。ということは叩くことが出来ないことになります。もちろん、音で聴いて「こんな感じかな?」という場合であれば叩けるかもしれません。あくまで譜面から読み解く場合に限ります。逆に言えば、発音さえ出来れば叩ける可能性はグッと高まります。譜面を読む能力、そして発音出来る能力は、そのままドラムを叩く上でとても大切なものになるということですね。新しいフレーズを覚える際は、まず発音するところから入っていくと良いかもしれません。

4日目

16分のフィルインには基本の4つがあるのですが、この形が一番取っつきが悪いかもしれません。発音で言えば「タタータ」になります。一般的に流れている楽曲には良く使用されているのですが、いざやろうと思うとなかなか難しいフレーズです。

といってもあくまで「基本」です。ゆっくりのテンポから確実にこなしていきたいところです。パターンやフレーズの習得に必要な要素は「焦らずゆっくり」です。メトロノームを60に合わせてじっくり取り組んでいきましょう。

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ここまでの4パターンでまだ出来ていないフレーズがあれば、5日目に進まずに復習していきましょう。出来ない事をそのままにしておくと、応用が効かないので必ず行き詰まります。各項目を1分ずつ復習してみましょう。一つ一つ確実にこなしていきたいところですね。

5日目

2日目の応用となります。スネアの音符の上にあるのがハイタム、下にあるのがフロアタムとなります。譜面の()にあるのがフロアタムですね。

王道にして王道のフィルイン

ハイタムを利用したこのフィルインこそ、恐らく王道中の王道と言えるでしょう。汎用性が高く、使用する頻度も高いので覚えておいて損はありません。とにかく困ったらこのフレーズを使ったらといった感じです。ハイタムを利用することでクラッシュシンバルへの連携もしやすいのが特徴ですね。

もちろん()内のフロアタムを用いたフレーズも優秀で、こちらはライドシンバルへの連携がしやすいです。用途によってフィルインを使い分けると良いですね。場面毎に使い分ける為にも、まずはこのフレーズを確実に覚えていきましょう。

6日目

1日目の16分フレーズの応用となります。5日目同様、ハイタムとフロアタムへ移動するものとなっています。考え方は前項と同じですが、タムを叩いたら終わりではないところに注意が必要ですね。

最後までしっかり叩く

タムを叩いた後のスネアは、叩く力が弱くなりがちです。アクセント記号がついているなら強弱は必要ですが、この譜面では全て同じ力で叩く(音の粒を揃える)よう作成しています。全てを同じ力で叩くのは意外と難しいですが、意識すれば出来るようになりますよ。根気よくいきたいところですね。

利き腕じゃない方に注意

音の粒を揃える際、利き腕じゃない方の力が弱くなる傾向があります。右利きなら左手が、左利きなら右手が弱くなりがちですね。そのような場合は、利き腕じゃない方は少し強く叩くように意識してみましょう。そうすることで音の粒が揃ってきます。左右の音が均等になっているか確認しながら練習しましょう。

7日目

最終日は6連符の登場です。

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これまでの16分フレーズと違い、音の数が多いので注意が必要です。1拍の間に6つ叩く必要がある為、テンポは60~90くらいが良いかと思います。もちろん60より下の速さでも構いません。無理なくチャレンジ出来るところから始めましょう。

6連符のみを練習する

パターンからの6連符が叩けない場合は、まず6連符のみを集中的に練習してみましょう。

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自分が今どのくらいのテンポなら叩けるかなど、「現在地」を知ることは非常に大切な事です。それを基準に練習していくことになるからですね。難関ではありますが、頑張って取り組んでいきましょう!

さいごに

今回は8ビートパターン+1拍フィルインの1週間分の練習をご紹介しました!!

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1週間分終えたら、また1日目に戻って練習していきましょう。テンポを変えたり練習時間を伸ばしてみたり。考えながら練習していってもらえたらと思います!あくまで1日1分を目安に、無理なくやっていきましょう!

 

それでは今回はこの辺で。ありがとうございました!!