こんにちは!ボンチョコです。
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ドラム講師をしております!大阪、奈良であれはどこへでも駆けつけます!!
今回はタイトルにもある通り、ドラムがなかなか上達しない理由についてのお話です。
ドラムレッスンで生徒さんに話を聞くと、大小さまざまな悩みがある事がわかります。もちろんちゃんとした理由がある事がほとんどなのですが、自分ではなかなか気づけないんですよね。
これから紹介するそれぞれの理由は、全て僕の経験から来ています。僕は10年以上前に某Yの専門学校へ通っていたのですが、学年のドラム科の中で断トツにヘタクソでした。しかしヘタクソだったからこそ「なぜ出来ない」かが分かります。
全てを紹介し切れるわけではありませんが、この記事を見てくださっているドラマーの皆様の悩みを、少しでも解消出来ればと思っております。練習記事(少し解説要素はありますが、、)ではありませんので、どうぞ肩の力を抜いて読んでみてください!
練習記事はこちらからどうぞ!!
練習する時に「足」を動かしていない
基礎練習、練習用パッドをご想像ください。
手のみで叩いてもらうとバツグンに叩けるのに、少しでも足を付け足すと途端に何も出来なくなってしまう人がいます。理由は大半の人が「練習で足を使っていない」事が原因となっています。
「足を使わないって意味がわからない~~~~」
「ドラムなんだからバスドラ踏むのが当たり前でしょ??」
「手だけでドラムやる方が難しくない??」
こんな風に思った方がもしかしたらいるかもしれません。
ドラムセットであればこのご意見もごもっともですね。今回の場合は、練習用パッドというのがポイントです。
練習用パッドは、主にご自宅などドラムセットが使用出来ない場面で活躍します。
この際に、足を使わないで練習してしまう人が多いんです。足は基本的に床を踏む形になるのでついついサボってしまいがちなんですね。バスドラのような豪快な音も出ないので、イマイチ面白みに欠けるのも理由の一つかと思います。
足を付けずに練習してしまった場合のデメリットは長くなるので割愛しますが、ザックリ言うと「何を叩いているのかわからなくなる」ことにあります。
≪point≫
また別記事でご紹介したいと思っているので、とりあえず思い当たるフシのある方でお悩み中の方は、今日からパッド練習では足を必ず使用し、足を重視して練習してみてください。
足の付け方はこの記事を参考にしてください。
足に手を合わせてあげる感覚で練習してみましょう。劇的には変わらないかもしれませんが、根気よく取り組んでみて下さい!!
速いbpmの曲しか叩けない
誤解のないようにお話しておくと、速いbpmでドラムが叩ける事は素晴らしい事です。
一朝一夕で速く叩けるようにはならないので、相当な努力をされたものと思います。
では逆に「遅い」ものはどうでしょうか???
昔ドラム仲間の中に、メタルやハードロックなどの速い曲が得意な人がいました。
しかし、遅い曲などを叩き始めた途端に「ふにゃふにゃ~~~」となり、何も出来なくなっていました。
「速い曲が叩けるならそれでいいやん!!」
「何か揚げ足取りみたいやな~~遅い曲なんかやる必要ない!」
「そもそも遅い曲なんかおもんない!!」
ごもっともですね。そう言われてしまうと何も言えなくなってしまいそうです(笑)
しかし、メタルやハードロックにも曲の途中で「半テン」ことハーフテンポになったりする場所があります。速さが半分になったかのように感じる場所の事を言います。
件のその人は、メタル等でもそこでテンポが総崩れになっていたんですね。速さが戻れば勢いで叩けるのですが、、、
結論を言ってしまうと、幅広い速さの曲(bpm)を叩けた方が得意分野の練度も上がるのではと思っています。その為には遅いbpmこそ自分のものにするべきだと断言できます!
≪point≫
メトロノームを使用し、bpm60くらいから基礎練習をやり直しましょう。基礎練習に関しては上部にリンクを貼っています。
いつでも十分に間に合います。速いものに慣れている人にとってかなりのストレスになるかもしれませんが、これも今期強く取り組んでみてください。イライラしてきたらとりあえずツーバスで発散しましょう!!(笑)
譜面を見ない
これも最初に言っておくと、譜面を見ないこと自体は悪いことではありません。
聴いて覚えられればそれが一番手っ取り早いです。でもちょっと考えてみてください。
どう聴いても絶望的に分からないフレーズなどが出てきたらどうしますか??
「そ、そんなの気合で何とかなるわよ」
「分からなければ放っておくだけ~~」
「それを教えるのがドラム講師だろ!!」
またまた劇場が始まりましたが、こういう意見もすごくよく分かります。
しかし実際は気合ではどうにもなりませんし、放っておいてもドラムをプレイする限りいつかは取り組む必要があるかも。そして三番目が実は一番問題だったりします。
もちろん分からない事を解決する為に講師がいるわけですが、ずっと一緒にいられるわけではないですよね。週1回1時間のレッスンとしても、1週間トータルで168分の1なわけです。168分の167時間はレッスンではありません。
しかしもしその167時間の間に自分で解決出来たらどうでしょう??
レッスンでは別の事に時間を使えるかもしれません。はたまたもうレッスンに通わなくても良くなるかもしれませんし、お金も浮きます。そうなっては我々は困るわけですが(笑)
しかしそれを可能にする1つの手が「譜面の使用」なわけですね。
譜面の良いところは、自分で学習する事が可能になる点が挙げられます。
譜面の読み方さえ分かっていれば、叩き方はわかります。叩けなくても読み方さえ分かれば自分で成長していけるわけですね。
冒頭の話に戻ると、聴いて叩けるものはもう習得しているものです。大事なのは習得していないもの(聴いてもわからないもの)を自分で理解する力です。
これはドラムだけではなく、他の楽器等でもそうでしょう。
そういう時に譜面は大きな力を発揮します。まさに魔法のようなものですね。
なので僕のレッスンでも自分で成長していって頂く為に、必ず譜面を使用するようにしています。嫌いな方には無理強いはしませんが、上手くなればなるほど、その必要性を分かってもらえるようになっていきます。
譜面を見ないという方はもちろん否定はしません。ただもし最近上達しないな~と感じていたら1度譜面と向き合ってみることをオススメします。もしかすると、まだ出会っていない自分に出会えるかもしれませんよ??
弱弱しいドラミング
「弱弱しくって何が悪いのよ?!」
「これがおれのスタイルなんだ!放っておいてくれ」
「力一杯叩くって何かカッコわるい~~」
冒頭からヤジが飛んできましたね。何か色々とすみません。
結論から言うと、「弱く叩く」ことに何も言うことはありません。むしろ弱く叩ける事は素晴らしいことです。ただここでお話したいのは「弱弱しい」ということですね。
「弱く叩く」と「弱弱しい」は意味が全く違います。「弱弱しい」と言うのは力を入れて叩けるはずなのに、なぞるだけになってしまっている状態を言います。
なぞるだけの状態になっていると、どこかリズムもヘナヘナしてしまいます。曲に合わせて叩いていても、全然合っていないな~となり楽しくありません。バンドでその状態だと、変にハシったりモタッたりする原因にもなります。当然楽しくもありません。
≪point≫≫
この状態を解決するには、「練習中からしっかり叩く癖をつける」ことです。
力んで叩くという意味ではないですよ??肩を水平に保ち、肩甲骨を意識してしっかり叩きましょう。特にスネアは魂を込めて!!大げさですが、けっこう本気で言ってます!
気になる方は、一度自分の叩いている姿をスマホで録画してみましょう。客観的に見ると一目瞭然です。
「えっこんなのおれじゃない」
「えっ力入れて叩いてたつもりやったのに」
なんて感想になる方が多いです。自分の事を自分が一番分かってないんですね。
もし思い当たるところがある方は、まず己を知るところから始めてみましょう!!
さいごに
今回はドラムの上達しない理由について大きく4つにわけてお話してみました!
個人的に一番手こずったのは4つ目の項で、当時はスマホも無かったので、ICレコーダーで音だけを頼りに何度も繰り返し聴いては改善していきました。仲間にも意見を求めたりもしましたが、それだけでは納得出来なかったんですね。
そう考えると今は良い時代ですよ。使えるものは使って、ドンドン上手くなっていきましょう!!
では今回はここまでです!読んで頂いてありがとうございました!!
また次回でお会いしましょう!!!