こんにちは!ボンチョコです。
今回はドラムの基礎の基礎練習を見直します!!
はじめに
皆さん、毎日ドラムは練習されていますか??簡単に出来る事はもちろん、難しいものにも日々挑戦されているかと思います。難易度の高い要素に取り組むことは、ドラムだけでなく楽器練習の醍醐味とも言えますね。「達成感」を自信に変える事は、演奏においても非常に大切な事だと思います。
しかし、その反面「基礎」を疎かにしてしまいがちなのも事実です。少し矛盾しているのですが、難しい事は出来ても「簡単」なことが出来ない方がいます。土台の部分を疎かにしては、いくら難しい事が出来ても効果は半減してしまいます。いくら見晴らしが良い展望台を作っても、そこへ自由に行き来する方法が無ければ意味はありませんね。
と言う事で今回は、徹底的に基礎を見直していきたいと思います。初心者の方はもちろんですが、中~上級者の方に特に見て頂きたい記事となっております。
「こんなん簡単やん!」「いまさらこんな練習に時間使うのもったいない」
こんな風に考えている方がいるとしたら、かなり危険かと思います。今回の記事を参考に、一度練習を見直してみましょう。
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初心者の方はこちらの記事も参照ください!!
それではいってみましょう!!
基本中の基本練習を見直し!!
16分フレーズを用いての基本中の基本の練習方法ですね。ドラムセットでも練習用パッドでも取り組めるもので、これを知らない方はいないのではと思います。
譜面にあるとおり、R(右)始まりとL(左)始まりの両方、またbpm(テンポ)は60~200をこなしていきます。bpmに関しては上限はありません。200を超えていっても大丈夫です。ただ、60~の部分を最重要課題として欲しいです。
ゆっくりのテンポをしっかりと練習
基礎練習の肝は、ゆっくりのテンポをじっくりと練習する事です。遅い→速いを心がけて、焦らず土台を作ります。たまに速いテンポはバシバシ叩けるけど、遅いテンポになると途端にフニャフニャになってしまう人がいますが、このような人はすでに黄色信号ですね。練習の仕方を一から見直す必要が出来てきます。なまじ速いテンポを叩けるだけに、練習を見直すのは非常に手間と時間がかかってしまいます。
遅いテンポを叩けないの何が悪いのか
遅いものを叩けないということは、バラードのようなスローテンポの曲に全く対応出来ません。テンポキープもままならず、フィルインを入れる余裕すら無くなってしまいます。ライブでセットリスト(演目)を作る際、バラードのようなスローな曲を1つは入れたくなるものだと思います。安心感のある演奏で「聴かせられる」よう、しっかりと練習しておく事が求められます。
あとは、「緩急」に対応出来るようにする為に、遅いテンポを練習しておきたいです。
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バリバリに速い曲の中にも、いわゆる「ハーフテンポ」というものが出てきます。例えばずっとbpm200で演奏してきて、いきなり体感的にbpm100での演奏を求められるものですね。もちろん本当の意味で100になるわけではないのですが、遅いテンポを疎かにしていると、この変化に対応する事は不可能でしょう。ハーフテンポの厄介なところは、200→100と来て→200に戻るところです。もちろん100に下がったまま曲が終わるなんて事もありますが、多くはまた元に戻っていく傾向にあります。ある程度の幅のテンポに対処出来ないようであれば、あっという間に演奏は崩壊します。
演奏の時に後悔しないよう、しっかりと練習しておきたいところですね。
カウントの必要性
当ブログのドラム練習記事では、このカウントの重要性を毎回のようにお話しています。カウントというのは「ワン、ツー、スリー、フォー」または「いち、にー、さん、しー」のようなものですね。好きな方で良いと思いますが、僕は前者を好んで使用しています。カウントというのは曲を始める合図のような印象もありますが、常に自分の中で持っておきたい「現在地」のようなものです。自分の現在地を把握することで、余裕のある演奏が可能となります。
カウントをしない(できない)デメリット
カウントをしない(できない)ということは、自分が今どこを叩いているのかを把握出来ない可能性が出てきます。今自分が叩いているのは何小節目の何拍目だ!というのが分かれば、ブレイク(演奏がいったん止まるところ)やフィルインの仕掛けのタイミングが容易に分かってきます。
なので敢えてカウントをしないだけであれば良いのですが、できないのであれば練習を見直す必要が出てくると言えるでしょう。かなり時間がかかる作業となりますが、根気よく取り組んでいきたいところです。
カウントを用いての練習法
とても簡単なことで、声に出してカウントをしながら練習していけばOKです。手足だけでなく、口も動かしていきましょう。慣れてくれば、勝手にカウントをするクセがついてきます。そこまでいけば声に出さずとも心の中でやっておけば良くなっていますね。
注意する点は、カウントをしながらの練習は意外と難しいという点です。簡単に出来るものだと思って取り組むと、思わぬ挫折を味わうことになります。ガチガチに構えて取り組むのもやや問題がありますが、時間を掛けて取り組む!くらいの気持ちの方が良いでしょう。特にカウントをしないまま、ある程度のスキルを持ってしまった人にとっては鬼門とも言える練習となります。僕自身もそうでしたが、半端に色々知っていると、かえって変なプライドがついてしまっているんですね。そのプライドを捨てて、一から柔軟に取り組む姿勢が更なる上達に繋がっていきます。
逆にプライドなどにあまり縛られない人にとっては、これまで通りに取り組めば自然に習得出来ていくことになるでしょう。ドラムを始めたばかりの人にも当てはまりますね。タイトルにもある通り、まさしく疎かにしてはいけない基本の代表格とも言える要素なので、ぜひ取り組んで欲しいです。
どれくらい練習すれば良いのか
結論から言うと、正しい練習方法が実践出来ているならば、練習すればするほど上達は早いです。僕は学生の時は、一日5~8時間くらい練習していました。もちろんずっと集中出来ていたわけではないですけどね。練習の場所の問題や、単純な体力の問題でこれ以上はさずがに無理でしたが、もっと時間を掛ける事が出来たなら、また違った景色を見られたかもしれないとは思いますね。
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間違った練習法は意味がない
僕の学生の時の先輩が「間違った練習は平気で嘘をつく」という事を言っていて、未だに凄く印象に残っています。どんな練習でもやればやるほど良いんだ!と思っている方には戒めとして欲しい言葉で、間違った練習ではいくらやっても上達はしません。逆に下手になる可能性もはらんでいて、注意深く練習法を構築していく必要があります。
独学でドラムが上手くなる方法もありますが、このあたりはやはりレッスンなどを活用した方が早いかもしれません。練習法や練習メニューを考える力を身に着けてから、ガッツリ自己練習に取り組んでいくのが王道かなと思います。
僕のレッスンでは、練習メニューを考える力を優先的にお教えしています。興味のある方はぜひお越しくださいね。
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3連やその他のフレーズでも考え方は同じ
譜面は16分フレーズをご紹介していますが、3連や他のフレーズでも考え方は全く同じです。他のフレーズに関しては下記も参考にしてください。
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どのフレーズにどれだけの時間をかけるかは人によってしまいます。弱点を補強していくのか、長所を伸ばしていくのか、、、好き嫌いもあるので一概に言えませんが、自身が必要と思うものを軸に、考えて練習してみてください。
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自宅での練習メニューの作成例についてはこちらも参考にしてください。
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さいごに
いかがだったでしょうか??今回はドラムの練習を見直す!というテーマでお送りしました!!
~オススメのレッスン場所について~
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子供から大人、ご高齢の方まで大歓迎。初心者の方に優しい教室で、丁寧に教えて頂けます。スタジオの数がとにかく豊富なので、自分に合った場所でレッスンが受けられます。レッスンをこれから受講しようと思っている全ての方にオススメです!!
参考にして頂いて、毎日のドラム練習に役立てて頂けたらと思います。
さいごまで読んで頂き、ありがとうございました!!